先日、大学院のキャンパス内で僕の母校の高校の新しい校長先生と昼食会を開いた。
とても刺激になるお話を頂いたので、それを受けて僕が思ったことを中心にここに記したいと思う。
100%正しい引用が出来ているわけではないですがご了承願いたい。
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「1週間に60時間研究活動する時間に当てること。そうしないと成果が出ない。逆にその時間くらいやっていればそれなりの成果は出る。
風呂や電車の中などで研究のことを考えている時間も入れていい。
うちの研究室ではそのように指導している。」
たしかにそのくらいの時間やらないとダメだなと反省。
日本の大学生は高校までは世界一と言っていいくらい勉強して頭もいいけど、大学で負けるともおっしゃっていた。
1週間にどれくらい研究に時間を充てたか、書き出してみるのもいいと言う。
僕も実践したい。
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「研究生活は10年周期でピリオドが来る。10年間やり続ければ、その領域のことは大体わかってくる。人生で考えると、40歳までつまり30代のうちにいかに昇りつめられるかが大事。」
「チャレンジ精神を持って欲しい。私も30近くになってからアメリカへ渡った。挑戦することこそが武器になる。登り詰めてから落下傘のように降りてくる人生の方が楽。
私の人生も挑戦続きで、まさか今校長をやるとは思わなかった。」
「1人で暮らすのも大切。一人暮らしをして1人でいろんなことを考える時間は貴重。東大に入ってからもうちの高校の生徒は徒党を組みすぎている気がする。」
今後の人生について、とても参考になるお話しだ。
僕ももっともっと挑戦したい。きっと捨て身で挑戦して、失敗して満身創痍になることが実は後々自分のためになるということ、今の僕でもなんとなくわかる。
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高校についてもいろいろ語り合った。
先生は僕たちに、あの高校のどこが良い点か、悪い点はどこか聞いてくれた。
良い点については、行事を自分たちで運営すること、部活も生徒中心であること、束縛がない放任主義であること
僕は、切磋琢磨出来る仲間がいること、と答えた。
確かにどれもうちの高校の良い所だ。
悪い点については、放任主義過ぎること、カリキュラムが独特すぎること
などなど出た。
僕は、生徒のセーフティネットがなさ過ぎる、ということを言った。
放任主義といっても、中学高校は思春期であ思い悩むことが多々ある。
高校生には、家庭・学校・友人くらいしかネットワークが無く、相談相手がいなかったり、偏った価値観の中で悩みに苦しむ生徒が多いのではないか。
うちの高校は、教師に人間力が無く、勉強しか教えないし、成績の軸でしか生徒を認めようともしない。(と僕は感じた。)
それは非常に問題であって、実際に自殺者が出てるのを体験している僕は強く先生に訴えた。
先生は、確かに中2〜高2くらいのモラトリアムを謳歌する時期にいろいろ思い悩むことはあるけれど、それが逆にアイデンテティを確立する時期にもなっているので、何とも言えない。
成績が悪い生徒はそれなりに問題視されるが、成績さえよければその生徒は何も注目されずに放任されすぎている現実がある、のようなことをおっしゃった。
スクールカウンセラーを置けば良いのか、それは僕はなんか違うと思う。
教師に最低限の人間力があればいいのかな、と思うことはある。
それに関連して以下のような話も繰り返しおっしゃっていた。
「もっと成績以外の面で表彰したい。せっかく運動会や文化祭など課外活動をしているのだから、そういった面で全員を表彰できるようにしたい。そうしたことで各自がアイディンテティを獲得出来る。今年も史上最年少で絵画で日展に入賞した生徒がいた。
みんなが東大や医学部に行くのではなく、多様な道を歩む生徒がいた方がいい。それこそが我が高校の強みに変わるはず。」
「授業中の内職はどう捉えるべきか。授業を先行してやっていて敢えて内職してるなら危機感は覚えない。塾と同じことをやってもムダ。シラバスを作ろうかと考案中である。」
「東大の入試形式が変わらない限り、高校もなかなか変われない。新領域のサスティナブル専攻のようなエッセイ方式はアメリカでも一般的。」
「平均点がよくなるように評点を付けるのは考えもの。評点Aをつけてしまえば、その場限りでは教師も生徒もお互いに満足するが、長期的に見れば誰も得していない。」
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そして最後に
「また10年後か20年後にその時に君らがまた思い返してみて、高校がどうあるべきか教えて欲しい」
と先生はおっしゃいました。
何もかもお見通しだな、と思った。
教育は正解がすぐにはわからない。
今の僕は高校生活に不満を持っているかもしれないけど、
遠い将来思い返したときにあれで良かったんだと思うのかもしれない。
またその時、校長に報告したい。
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最後の最後ですが、水泳部OBとして館山で会う約束をしました。
僕の櫓漕ぎ(下手ですが)で先生に和船に乗っていただきたいです。
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尚、この昼食会は同じ専攻の後輩で同じ高校出身であるY君との会話から、2人を中心に企画したものである。Yくんはじめ、参加してくれたOBの皆に感謝。
またやりたいね。









